北陸新幹線の敦賀延伸に伴い、2024年、金沢駅に届けられた落とし物の数が、2023年から4割減ったことが警察のまとめで分かりました。
石川県警が2024年1年間に取り扱った落とし物の件数は15万9935件で、2023年から9307件減少しました。
遺失物の届け出も2023年より2511件少ない2万9965件で、落とし物と遺失物ともに減少しました。特にJR金沢駅からの落とし物の届け出数はおよそ3万件と、2023年からおよそ40パーセント減少し、県警は北陸新幹線の敦賀延伸で金沢駅が終着駅でなくなったことが主な要因とみています。
一方、宝達志水町より北の能登地方で取り扱った遺失物は、2023年より375件多い3823件、落とし物は101件多い7472件で、能登半島地震直後の混乱で増加したとみられています。