医師が勧める「花粉症対策」
≪目のかゆみ≫
炎症をおこすことで目がかゆくなる
⇒目が悪くない人でも、伊達メガネなどを使って花粉を防御
環境省の「花粉症環境保護マニュアル」によると、花粉症専用の眼鏡ではなく通常の眼鏡でも、花粉を40%減少させることができます。

岸本医師も、眼鏡・マスクに加え、頭にスカーフを巻いて対策しているそうです。
岸本久美子医師:
患者さんにいろいろ言う手前、本気を出してます。花粉は髪にも結構付くので、シルクのスカーフで髪も覆っています。帽子でもいいですが、素材がウールですと付きやすいので、綿が良いです。
≪鼻づまり≫
鼻の粘膜が炎症を起こして血管が拡張して腫れることにより起こる
⇒40℃程度のお湯で5分ほど足を温めると良い
血管の伸び縮みを調節する自律神経が刺激されて交感神経が優位になり、鼻の粘膜の血管が収縮して、腫れを抑えることができます。
岸本久美子医師:
かなり症状が出てつらいときには他の治療をしながらプラスアルファでされるといいと思います。
血管の収縮はかなり自律神経に左右されるところがありますので、それをうまく活用すると少し楽になると思います。
≪くしゃみ・鼻水≫
花粉などの異物を排出しようとして出る
⇒鼻と耳はつながっているので、鼓膜を傷める可能性があります。鼻をかむときは強くかまないように気を付けてください。
岸本久美子医師:
気圧の変化で耳が痛くなるのと同じようなことが起きますので、決して痛みが出るほど強くかまないで、優しくかんでいただいた方がいいです。
弁護士 八代英輝:
「鼻うがい」を恵さんに勧められて始めたんですけど、外出から帰ってきて鼻うがいをすると、ちょっと症状が軽くなるなと思います。
岸本久美子医師:
とても良いです。ぜひやってください。














