6～7年前から通っているという新潟県上越市の女性は、このスキー場の変化を楽しみにしていると言います。

「スタッフさんたち親切ですし、細かいアイテムもありますし…」
「地形を活かしたウェーブとか、来るたびに何か一つ変わってるかなと、楽しみにしてますね」

アルペンからフリースタイルまで、さまざまなニーズに応える工夫が凝らされているこうした取り組みが評価され、口コミを通じて、ウインタースポーツを楽しむ人たちが、この小さなスキー場に集まってきているのです。

【松代ファミリースキー場 管理人　宮澤秀志さん】
「とにかくお客様と向き合うこと。距離感を近く、お客様からのお言葉を話す、対話する時間を設けよう、というかたちで行ってきたのが結果としてあるのかな」

そこには、ローカルスキー場の強みを活かしてファンを獲得してきた、自負がありました。

「いらっしゃる方たちが、みんな家族のようなという気持ちがすごく強いです」
「運営側としてはカッコつけた言い方になっちゃうかもしれないですけど、ファミリースキー場の“本気”を見せたいなと…」

これからも、小さなスキー場の挑戦は続きます。