■卒業後は赤のジャージから青のジャージへ
今月1日の卒業式。

本山選手は家族が見守る中、中学から6年間過ごした学び舎を巣立ちました。大学では、将来ラグビーの指導者になることを見据えて教員免許の取得を目指します。
将来の日本代表候補。ですが、気が合うクラスメイトの前では意外な一面も。

「振袖振袖クリオネ」

長崎南山高校・宮之原翔さん「ラグビーのときはとてもかっこいいですけど、学校ではちょっと・・・まあいい友達です」

長崎南山高校・山田晴仁さん「プロになるってことなんでやっぱり日本JAPANを背負ってもらうんでそんな心意気で頑張ってほしいと思います」

「おめでとう」

本山選手「自分は4月からプロラグビー選手として頑張りますが、試合に出たらグラウンドに足を運んでくれたり、応援してくれたらとても嬉しいです。3年間ありがとうございました」

4人兄弟の末っ子でもある本山選手、卒業を見届けた両親の喜びもひとしおです。

本山選手の母・良子さん「立派になったなあって」「夢を忘れずずっと上へ上へ伸びていって欲しいです」

本山選手の父・健一郎さん「挑戦していくという思いを強く持って。まずレヴズでどれだけ試合に出られるか。それが大事なことだと思います」

Q・南山の赤いジャージから
「真反対ですね。まだ青は見慣れないですね」
春から、平日は大学の講義とチーム練習のハードスケジュールですが、不安よりもワクワクする気持ちが勝っています。
本山選手「自分がプレーしてる所を想像したりすると、やっぱり楽しみですね。早く試合に出たいですし、早くチームに貢献できるような選手になりたい。国の代表として試合出てる姿を親にもですし、関わってくれた人たちにも(見せて)早く恩返しできるように頑張っていきたいなと思います」

ラグビー部での最後の写真撮影。
「親の背番号1・2・3番前に立ってもらって」

18年間育ててくれた母親へ感謝を伝えるスクラムです。

大学生とプロ選手の両立。そしてその先の日本代表へ。

この春、桜のジャージーを目指す本山選手の新たな挑戦が始まります。