50年前の3月10日、山陽新幹線の新大阪ー博多間が全線開業しました。人の流れも暮らしも大きく変えた、夢の超特急…。広島ならではの“あの味”も、全国に広がりました。

記念モニュメント除幕式典には、湯崎知事や広島市の松井市長のほか、開業と同じ年に生まれた元カープの黒田博樹さんも出席しました。黒田さんがサインした新幹線運転士の制帽とサインボールのほか、歴代新幹線の模型を展示する開業記念のモニュメントが除幕されました。

広島カープOB 黒田博樹さん
「いつの間にか50歳になってしまいました。広島カープ初優勝から50年と非常に深い縁を感じて、ここに来ました」

黒田さんは、現役時代に5回、開幕投手を務めましたが、いずれも相手チームの本拠地での登板でした。

広島カープOB 黒田博樹さん
「今シーズンの緊張感、高揚感を持ちながら新幹線に乗っていったのを、非常に懐かしく、いまでも鮮明に覚えています」