大分県内で宿泊した外国人客が今年1月に初めて12万人を超え、過去最多を更新しました。観光業界がインバウンドで活況に沸く中、先を見据えた新たな戦略も始まっています。
観光スポット、宿泊施設は活況
別府市鉄輪にある「かまど地獄」。別府観光の目玉、地獄めぐりのスポットです。来場者数はインバウンドの増加とともに、2023年から2年連続で過去最多を更新し、この6年で1.5倍に急増しました。

(台湾からの観光客)「温泉で表現した地獄はとてもおもしろくてユニークです。世界でもオンリーワンだと思います」
かまど地獄 首藤宏行本部長:
「おかげさまですごくうれしいです。もともと別府は国際観光都市ですので、海外のお客様に来てもらい、昔のような活気を取り戻していきたいと思っています」
宿泊者の7割を海外からの観光客で占めるホテル「アマネク別府ゆらり」。夕食は、別府のまちなかで楽しんでもらうスタイルですが、春節や正月などの繁忙期は、飲食店を見つけることが難しくなっています。

アマネク 中澤亜澄キャプテン:
「昨年からかなり増えてきたという印象で、お客様の代わりに飲食店の予約を取ることがよくあります。繁忙期の際は予約が取れなかったということが、かなりの割合であります」