中国の王毅外相は台湾問題をめぐり、「日本にはいまだに台湾独立勢力と通じている人々がいる」と述べ、けん制しました。
全人代=全国人民代表大会に合わせて王毅外相が記者会見を開き、日中関係について「双方の努力により、両国の関係は発展と改善の勢いを見せている」と述べ、日中関係の改善が長期的な利益になるとの見方を示しました。
一方で、中国が圧力を強める台湾について、「日本にはいまだに台湾独立勢力と通じている人々がいる」と指摘したうえで、このようにけん制しました。
中国 王毅 外相
「台湾を利用して問題を起こせば、日本にも問題をもたらすということを心に留めておいた方がよい」
さらに、「『一つの中国』の原則は中日関係の政治的な基礎である」と述べ、日本が台湾問題に介入しないよう、くぎを刺しました。
また、今年が抗日戦争勝利80年にあたることに触れ、「日本は平和憲法の精神を守り、引き続き平和発展の道を歩むべきだ」とけん制しました。
中国への圧力を強めるアメリカのトランプ政権への対応については…
中国 王毅 外相
「もし、ひたすらに圧力をかけるのであれば、中国は断固対抗する」
王毅外相は「相互尊重は中米関係の重要な前提である」と強調し、アメリカが圧力をかけ続ける限り、良好な関係を築くことはできないという認識を示しました。
また、「中国は強権や覇権に反対する。大国は弱いものいじめをすべきではない」として、「アメリカ第一主義」を掲げるトランプ大統領を批判しました。
一方で、「アメリカが協力を選択するならウィンウィンの関係が実現できる」とも述べ、対話を模索する姿勢も示しています。
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