俳優の高畑充希さん、清水美依紗さん、タレントのkemioさん、お笑い芸人のゆりやんレトリィバァさん、音楽プロデューサーの蔦谷好位置さんが映画『ウィキッド ふたりの魔女』の日本語吹替版キャスト舞台挨拶に登壇しました。

不朽のミュージカルとして愛され続けている「ウィキッド」が遂にスクリーンへ。本作は、後の“悪い魔女”「エルファバ」と“善い魔女”「グリンダ」誕生秘話を伝える、ふたりの眩しくて切ない物語です。

初日を前にエルファバ役の高畑さんは”いよいよ公開になるので、かなりドキドキしています。私もまだ吹替版を観られていないので後日観に行こうと思っています”と語りました。

そしてグリンダ役の清水さんは “公開を待ち望んでいました。一足先に吹替版を観られるということで、(皆さんに)ぜひ盛り上げていただきたいなと思います”と挨拶しました。

名曲揃いの本作の中で好きな楽曲を尋ねられると、高畑さんは “どの曲もめちゃくちゃ好きで歌わせていただいて心を掴まれた”と困りながらもエルファバが歌う楽曲を回答。理由について、高畑さんは “昔、ピーターパンをやっていた時にフライングをして、飛びながら歌っていた。この映画でもエルファバが飛びながら歌っているので、歌わせてもらいながら飛んでいた記憶が引き出されて心が震えた。観ていて大好きだった曲がより好きになりました”と明かしました。


今回のイベントでは、「友情の証」としてフラワーアレンジメントを制作し、高畑さんは清水さん、清水さんは高畑さんにプレゼントすることに。お互い渡す際に互いに跪いて交換して会場を沸かせると、高畑さんは “ピンクと緑のコントラストがはっきりしていてすごい素敵です。猫に食べられないようにトイレにしか置けないんですけど、置かせてもらおうと思います”と笑顔。清水さんは “純粋にお花を貰うのってこんなに嬉しいんだなって実感しました”と微笑みました。

イベントの最後は、高畑さんの「日本中がウィキッドの魔法にかかる!」の掛け声に合わせて、会場で配られたペンライトがピンクとグリーンに発光。高畑さんは “皆さんのおかげで魔法が完了しました”と満足げな表情を見せながら “音楽も素晴らしいけど、人と人との関係性にグッと来た。繊細に描かれていて見てくださった方が圧倒されてパワーを貰えるので、いろんな人に「ウィキッド」を広めてもらえたら嬉しいなと思います”と呼びかけました。
【担当:芸能情報ステーション】