一度ではない暴言騒動…過去には辞職も

 “モノ言う市長”としても知られる泉市長。しかし暴言騒動は今回が初めてではありません。

 (泉房穂市長 2017年の音声)
 「何もしてないやんか!7年間!立ち退きさせてこい、お前らで。きょう火をつけてこい。きょう火をつけて捕まってこい。燃やしてしまえ!」
 3年前には道路工事を進められなかった明石市の職員に対して暴言を吐いた責任で辞職。

 (泉房穂市長 2019年)
 「ああいった高圧的な態度で人に接することそのものが、市長である前に人として許されない」

 出直し選挙で圧勝しましたが、その後も明石市議の男性に対して「議員やめてしまえ」などと、また暴言を浴びせてしまいます。

 (泉房穂市長 2020年)
 「いわゆるアンガーマネジメントという形で受講したり本を読んだりし続けています。不適切な発言をしてしまったわけですので、そういう意味では正直まだ不十分であった」

 MBSの取材では、その後も「お前ら不動産会社に金もらってんのか」など市の職員を侮辱するような発言で、宮脇俊夫前副市長と和田満前副市長が「市長にはついていけない」と同時に退任しています。