WHOが推奨する「室内温度」は何℃?

「冬の最低室内温度は18℃で」そのようなガイドラインを示しているのは、WHO・世界保健機構です。あわせて厚生労働省も「冬の室温18℃以上 部屋を暖かくして過ごしましょう」と呼び掛けています。

それは何故かというと…

・血圧が上昇する
・心筋梗塞・脳卒中・ヒートショックのリスクが高まる
・睡眠の質が低下する

…ということでした。

ちなみに、国内で平均「18℃」を満たしているのは、北海道・新潟・千葉・神奈川の4道県だけでした。

ならばエアコンで部屋を暖かくすればいいじゃん。。。いやいや、光熱費との兼ね合いもあるし「暖房をガンガンにつける」という訳にもいきません。なんかエコじゃなさそうだし。

断熱性の高い家へ 国が動いた!

そんな中、環境省は「先進的窓リノベ2025事業」を立ち上げました。「先進的な断熱性能の窓」に交換するリフォームに対して、高い補助額で重点的に支援していくことを決めたのです。

暖房ばかりに頼らず、エコに、「カーボンニュートラルに向けた家づくり・リフォームを」といった考え方ですね。

もともとは、この都道府県別「室温」ランキングデータを下さったのがLIXILさんだったので、最後にそのLIXILさんによる「家の断熱性を高める方法」についてのご紹介→「LIXIL 窓リノベ」で検索してみてください。

寒さもあと一息、といった今日この頃。本格的な春を迎える前に、ちょっと室温に気を配ってみても良いかも知れませんね。