■殺害された女子高校生の両親「娘はどんな気持ちだったか」

4日は女子高校生の両親が代理人を通じて女に質問しました。

 ・母親の代理人
「暴力をふるわれているあいだ、娘はどんな気持ちだったか考えたことはありますか」

・当時19歳の女の被告
「すごい怖くて、痛くて、寒くて、すごいつらくて苦しかったと思います」

・父親の代理人
「どう償うか、いままで考えてきましたか」

・当時19歳の女の被告
「人を亡くならせてしまったのに、これをしたから償いが終わるとか軽く思ってないので。今後も考えていきたいと思います。今はこの裁判で事件で何が起きたのかを話して、私の犯した罪にあった刑を下してもらう。それくらいしかまだ具体的には…」

声を詰まらせ、涙を流しながら答えた当時19歳の女の被告。裁判は5日結審し、判決は7日に言い渡されます。

■検察「被害者の人格の尊厳を踏みにじるもの」懲役25年求刑

5日の裁判で、検察は「犯行は被害者の人格の尊厳を踏みにじるもので、内田被告と同程度の必要不可欠な役割を果たした」などと指摘。

当時19歳の女の被告に対し、懲役25年を求刑しました。

判決は7日に言い渡されます。

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