■検察は「内田被告と同等の役割」指摘

旭川地方裁判所(4日)

一方、検察側は「内田被告と同等の役割を主体的に果たしている」などと指摘しています。

4日の検察側の被告人質問で、女は女子高校生が橋の欄干から転落する直前「落ちろ」「死ねや」と何度も言ったときの気持ちを聞かれ「すごいイライラしていたと思う」と振り返りました。

そして、被害者が転落したのは、内田被告と女(自分)の行為によるものかをたずねられると「間違いありません」と答えました。

内田被告は逮捕時の調べに「橋に置いてきただけで、落ちたところは見ていない」と容疑を否認していて、両者の主張は食い違っています。

■事件後の女と内田被告

内田梨瑚被告(22)

事件後、女は内田被告の指示に従ってスマホのメッセージを全部消したと説明。

また弁護側から通報しなかった理由を問われ「梨瑚さんに黙秘しろと言われたが、本当のことを話したら何をされるかわからないので怖かった。梨瑚さんの供述は作り話で、真実が闇に消されると思い、本当のことを話した、梨瑚さんも真実を話してほしい」と述べました。