■弁護側は「大半は内田被告の指示」

4日に行われた弁護側の被告人質問で、女は当時の状況について「被害者が川の方を向いて手を横に広げて大きく深呼吸した。川の方をむいたまま前の方へ向きかけたところ、梨瑚さん(内田被告)が押した、私は押していない」と述べ、内田被告が1人で女子高校生の背中を押したと説明しました。
また女は、女子高校生はロープか何かに捕まった後、悲鳴をあげながら川に落ちたと話しました。
そして「本当に取り返しのつかないことをしてしまった。亡くならせてしまった責任を一生涯かけて償っていきたい。本当にすみませんでした、ごめんなさい」と、女は傍聴席に体を向け謝罪を繰り返しました。

女は、初公判で起訴内容を認めていて、弁護側は「大半は内田被告の指示」などと情状酌量を求めています。