ここでゆっくり休む暇はありません。次に乗る上り普通列車の出発は到着からわずか2分後。小走りで移動しながら車両をカメラに収めます。

「間に合った!」

(健生くん)
「ではこれで中村に戻ります。ちなみに中村の乗り継ぎは3分…またダッシュになります」

時間を有効活用しながら列車を乗り継いでいく、これが時刻表をベースにした旅の魅力です。

(健生くん)
「窪川に着いたらこのカフェに行こうと思います」

中村駅では向かい側のホームに停車する特急列車に乗り換えです。列車の写真を撮りながら発車メロディーが鳴り終わるギリギリの時間までホームでの雰囲気を楽しみます。

レールの上を走る心地よい音に包まれながら健生くんは車窓からの風景を目に焼き付けていました。

「さあ、これから改札を出ようと思います!」

次の目的は観光列車に乗車すること。発車まで1時間あまり時間が空くため、健生くんは古民家カフェへと足を伸ばします。

(健生くん)
「なのでそのカフェに撮影交渉してきます」

(スタッフ)
「そんなんしてくれるの?(笑)、ありがとう。すごいね、リポーターみたいやね」

駅から歩くことおよそ5分。

「こちらが目的地のカフェでございます」

(健生くん)
「おーっ!予土線!予土線が見えます。ラッキー」

健生くん、有言実行し撮影交渉してくれました。

(スタッフ)
「なんて頼りになる小学生なんだ…」

(健生くん)
「すみません、高知をいま鉄道旅で回ってるんですが・・・」

(健生くん)
「結果言います。OKでした!」

(スタッフ)
「ありがとうございます」

(父・哲也さん)
「もったいぶって(笑)」

四万十街道ひなまつりの会場の一つとなっている店内。たくさんのひな人形と合わせてゆったりとしたひとときを楽しめます。

(スタッフ)
「お母さんはこういうやつですよね、求めてるのは…」

(母・由里子さん)
「そうですね、たまにはこういうところにも寄りたいですよね。乗ってばっかりだけど(笑)」

(健生くん)
「こちらがミニイチゴパフェです。いただきまーす。うーん、イチゴの甘みがあっておいしいです」

(スタッフ)
「ちゃんと食リポやん!(笑)」

(父・哲也さん)
「おいしいです」

(母・由里子さん)
「ほんとに我が家にあんまりないです、こういうのは(笑)」

(健生くん)
「はい、今回紹介させていただきましたカフェは古民…古民家カフェ、あの、半平さんでした。ありがとうございました」

(スタッフ)
「はい、いただきました。ありがとうございます」

(健生くん)
「よっし!レッツゴー!」

5日は健生くんが心待ちにしていた観光列車での旅、そしてJR四国社長と面会し、4日間の旅行プランをプレゼンしました。その様子は5日にお伝えします。