あす5日から公立高校の入試です。最後の復習に追われている受験生も多いと思います。ベストを発揮するには、試験前日の夜をどう過ごし、当日をどう迎えればいいか?ポイントを取材しました。
(記者)「本番を目前に受験生たちは真剣な面持ちで机に向かっています。最後まで気の抜けない緊張感が漂っています」
鹿児島市の学習塾では夕方、あす5日の試験を前に受験生たちが復習に追われていました。
講師から受験生に、激励の言葉が書かれた手紙が渡されました。
(受験生)「びっくりしました。ずっとお世話になった先生方だったので、絶対に良い報告が出来るように合格を勝ち取りたいと思います」
(受験生)「自分の夢に向かっての第一歩とも捉えているので、自分の全力を出しきれるように頑張りたい」
塾長の坂口武志さんは、本番でベストを発揮するには、「まわりを見すぎない」ことがポイントだといいます。
(真学舎 坂口塾長)「今まで頑張った日々があるはずなので、それを思い出しながら心を落ち着かせて臨んでもらう。あやふやになっているところを最後に確認する。新しい問題を解かずにというのがいいのではないか」
一方で、保護者に求められるのが、心に余裕を持ち、子どもに寄り添う気持ちを持つことです。
(真学舎 坂口塾長)「お子さんが話しかけたら、すぐ聞いてあげられるゆとりを持つ。受験生はぎりぎりまで見直しをしたいはず。短い時間でも熟睡できるように体調管理と環境管理に気を配ってもらえたら」
公立高校入試はあす5日とあさって6日に行われ、8507人が試験に臨む予定です。試験は、5日は国語、理科、英語、6日は社会と数学で、合格発表は今月13日です。