全国各地の優れたお土産を選ぶ審査会で、生産量が初めて日本一となった鹿児島のお茶を使った商品が入賞しました。

今回で65回目となる全国奨励観光土産品審査会には、食品やお菓子、工芸品など556点の応募があり、59商品が入賞しました。

鹿児島からは県産の茶葉と柑橘類を使ったティーバック詰め合わせを作った鹿児島製茶など3社の商品が入賞しました。そのうちの1社、鹿児島市の山福製菓は、城南信用金庫理事長賞を受賞しました。

去年発売された「知覧抹茶クランチチョコ」は外国人観光客も意識した和風のパッケージに入っていて、さわやかな香りやうま味が特徴の知覧茶が使われています。

(山福製菓 山本祐三社長)
「インバウンド、外国人客を対象に考えていた。鹿児島のお茶も日本一になりましたし、幸先がいいと思っている」

鹿児島の荒茶の生産量が悲願の日本一となったタイミングで県産のお茶を使ったお土産が入賞し、関係者からはさらなる盛り上がりへの期待の声が聞かれました。