子どもたちに地元の川や水の大切さについて知ってもらおうと、青森県南部町で小学生がサケの稚魚の放流体験をしました。
サケの稚魚の放流体験をしたのは、南部小学校の児童約40人です。
バケツを使って、1万尾の稚魚を町の如来堂川へ放流しました。
近年は、海水温の上昇でサケのエサとなるプランクトンが減少するなどしていて、川に戻ってくるサケは年々少なくなっています。
このため3日は、稚魚が北上して回遊できる体力を蓄えられるよう、これまでの放流サイズの倍以上となる7.5cmほどに成長した稚魚を放流しました。
児童は(男の子)
「サケのことをいろいろ知ることができて楽しかった」
児童は(女の子)
「(水が)冷たくて、こんななかをサケの赤ちゃんが泳いでいくのがすごいと思いました」
児童は(女の子)
「小さくて背中の模様がかわいかったです。大きくなって丈夫な体で戻ってきてほしい」
サケの稚魚は、3月上旬まであわせて119万尾が放流され、3年後の秋に体長70cmほどになって帰ってくるということです。