プロ野球開幕の春も近づいています。カープの成績に応じて特典がつく定期預金の取り扱いが、広島県内2つの金融機関で始まりました。

もみじ銀行のセレモニーには、森下暢仁 投手と益田武尚 投手が登場しました。スマホで行っているのは、「カープV預金」の預入手続きです。

ことしで31回目となる「カープV預金」は、カープがリーグ3位以内に入った場合は抽選で1万から6万円の懸賞金が贈られます。今シーズン優勝した場合の懸賞金の総額は3億円なので、5000人が受け取れるということです。

イベントでは広島市にある永照幼稚園の園児9人も参加し、質問コーナーなどで盛り上がりました。

永照幼稚園の園児
「どうしてあんなに重いボールを早く投げれるんですか?」
カープ 森下暢仁 投手
「一杯ご飯食べて、野球して夜早く寝る。気づいたら球が速くなってる。とにかく頑張りたい。残り一ヶ月、いい準備して開幕を迎えたい」

カープ 益田武尚 投手
「チーム一丸となって、自分も優勝に貢献できるようにやっていきたい」

もみじ銀行の「カープV預金」はきょうから6月30日までの受付です。

一方、広島銀行のセレモニーには、秋山翔吾選手と末包昇大選手が参加しました。「ひとつの屋根の下でカープの幸せが末永く続くこと」を願って縁起ものの和傘が贈られました。

広島銀行 清宗一男 頭取
「金利の上乗せ幅は昨年を大きく上回るよう設定している」

金利を上乗せする「カープを応援しよう!定期預金」は、今回で17回目で、金利は過去最高だということです。「1年定期」だと、リーグ優勝するとプラス1・0パーセントで、去年の20倍になっています。「3年定期」は3年連続優勝した場合、プラス2・0パーセントとなり、去年の8倍だということです。

カープ 秋山翔吾 選手
「若い選手がこの傘の下に、ルーキーも入ってきたし。キャリアを積んできた選手が傘の外でチームを守れるように個人としてもやっていきたい」

カープ 末包昇大 選手
「しっかり傘の中でやれることをやって、チーム全員で一丸となってがんばっていけたらと思う」

預金額は10万円以上で、6月末までの受け付けとなっていますが、総額が1500億円に達した時点で取り扱いは終了するということです。