日本損害保険協会が、2024年の「車両本体盗難」などの実態調査の結果を発表しました。

本体盗難・車上ねらいは減少!

2022年1月1日~2024年12月31日の間の調査の結果によると、
・2022年 車体本体盗難2656件、車上ねらい971件
・2023年 車体本体盗難2597件、車上ねらい921件
・2024年 車体本体盗難2499件、車上ねらい720件

となっていて、車両本体盗難、車上ねらい(部用品盗難)ともに件数は減少しています。

また、車両本体盗難1件あたりの支払保険金の推移をみてみると、
・2022年 235.4万円
・2023年 237.9万円
・2024年 281.5万円
となっていて、平均支払保険金は2023年と比較して約20%上昇しています【画像①】。

要因としては、近年、盗難上位車種のフルモデルチェンジが行われ、高機能な安全装置が標準装備されたことにより、車両価格が上昇したことが考えられるとしています。

【画像①】提供:日本損害保険協会

それでは、車両本体盗難のTOP10の車種を見ていきましょう。