日本チーズ協会のサポートで、2024年から岩手で立ち上げに向けた準備が進められてきました。

(日本チーズ協会事務局 奥泉明子さん)
「工房一つ一つは、1人、2人で作られているところが多いので、一般のスーパーなどの流通ルートには乗りにくいというのがあって食べたことがない、どこで手に入るかわからないという方が多い。もっと日本チーズを知ってもらい、おいしいので楽しんでもらいたい」

今回、協議会設立を呼びかけた発起人の一人で盛岡市内でチーズをつくる一ノ渡渉さん36歳は、県内のチーズづくりの現状に強い危機感を持っています。

(一ノ渡渉さん)
「チーズは岩手でまだ根付いていない部分もあるので、そういった部分でもみんなでやることで新しい切り口を探せるのではないかと思っています」