今回このわがままに協力してくれるのは千両丸の船長・漁師歴44年の渡辺さん。
まずは宇部港からレンチョウがとれるポイントまで移動していくんですが…。

「映像になると揺れを感じないと思うけど相当揺れてますよ!1mくらいゆっさゆっさ揺れてますね」
雷太郎さん
「普通だったら1回の漁でどのくらいとれるものなんですか?」
渡辺さん
「普通だったらレンチョウでも2〜3枚入るんだけど」
通常レンチョウ漁は1日5回仕掛けてもとれない日があります。しかもこの日は午後からさらに風が強くなる予報で今回のチャンスはたった1回のみ。

雷太郎さん
「どれくらいとれたら合格点ですか?」
渡辺さん
「30cm越え!」
出航から1時間でポイントに到着。どこに狙いの魚がいるのかは長年の経験に委ねられます。
100キロあるといういかにも重そうな網を海へ。命がけの作業です。
渡辺さんの表情は真剣そのものに。雷太郎さんも見守る中、運命の瞬間がやってきました。

雷太郎さん
「入ってた!大きい。出てきました。思ってた以上に身が分厚い。」
そして気になっていた…

「見て口が笑ってるよ。笑顔の口なってる」本当に笑っているような口でした。