3年が経ったウクライナ侵攻に、停戦の道筋はつけられるのか。世界が注目したトップ会談は前代未聞の口論となりました。
前代未聞…首脳会談で口論 トランプ氏VSゼレンスキー

日本時間の3月1日未明から始まったふたりの首脳会談。
アメリカ トランプ大統領
「この後の会議で協定の合意文書に署名します」
ウクライナ ゼレンスキー大統領
「合意文書がウクライナの本当の安全保証の第一歩となることを心から願っています」
ウクライナの鉱物資源をめぐる共同開発について、両国はこのあと、協定を結ぶ予定でした。

当初は笑顔もみられた2人…
しかし、徐々に考え方に隔たりがあることが、浮き彫りになります。
ゼレンスキー氏は協定を結ぶことで、アメリカからロシアの脅威に対する「安全の保証」を得たい考えですが…
記者
「(ウクライナに)安全の保証はするのか?」
トランプ大統領
「安全の保証については語りたくない。私は取引を成立させたい」
トランプ氏はあくまで資源に関する取引が優先で、「安全の保証」については確約しませんでした。