治療から1年たち症状の進行は…「根性で頑張らないとね」

 今年1月、レカネマブ治療を始めて1年がたち、病気の進行状態をはかる検査が行われました。記憶力や視覚、空間認識などの認知機能を確かめていきます。その結果は…

 (武田景敏医師)「視覚の検査は記憶の面でも少し悪い面があるんですけど、全体としておおむね変化はないかなと思います」
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 認知機能は1年前の点数と同じ。症状の進行は抑えられていました。

 (武田景敏医師)「(Qレカネマブを点滴していなかったらもっと進行?)もちろんです。確実に進んでくると思いますし、関田さんのご年齢くらいの比較的若い患者さんは進行が速いと言われていますので、そういったことを考えると、進行していないということ自体は非常にいいことだと思っています」

 レカネマブの投与は1年半と決められています。大きな副作用もなく、残り半年、治療を継続できることになりました。
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 (関田美香さん)「ぐっと食い止められるように、一緒に身体ともども精神的にも頑張っていきたいなと思います」

 (母・幸子さん)「よかったよかった。悪くなってなかったらオッケーよ」
 (関田美香さん)「根性で頑張らないとね」
 (母・幸子さん)「頑張ろう」