物価高が続く中、富山県ではイワシが大漁となっています。サイズによっては1匹で10円という激安価格で、まさに食卓の救世主。連日大勢の買い物客が押し寄せ、激安イワシを買い求めています。
記者:「氷見市内の鮮魚店では、イワシがズラリと並んでいて、価格もなんと10匹100円とかなりお買い得となっています」

氷見市の鮮魚店「はまいフードセンター」。先月、激安のイワシを求め開店から多くの人が詰めかけていました。

イワシを購入した人
「これだけ全部で40匹買ってもこの値段(400円)でね、食べられる食材。この高物価の時に非常にありがたいです」
イワシを購入した人
「うれしい。これだけモノが上がっている中で、これだけのお値段で1食できるっていうのはうれしいですよね」

連日豊漁が続いているといいますが、どれくらいとれているのでしょうか。イワシ漁に密着しました。氷見沖に設置した定置網を引き上げると、イワシの姿が徐々に見えてきました。格闘すること1時間。おびただしい数のイワシが姿を現します。

氷見市宇波浦漁協の曽場慎太郎さんによりますと、先月下旬のこの日も船のタンクがあふれるばかりの6.5トンのイワシがとれました。イワシの豊漁は今シーズンも2週間ほど続いています。