ランチに使う金額、働く人の平均は「603円」だそうです。物価高で、500円玉一枚の“ワンコインランチ”はなくなってしまうのでしょうか?

理想と現実…“食べたいランチ”と“実際よく食べるもの”は別?

熊崎風斗キャスター:
働く人のランチ事情についてです。

SBI新生銀行調べ(2024年4月、2718人対象)では、働く人のお小遣い事情は月平均で▼男性が3万9081円、▼女性が3万4921円と、男女ともに減少という結果になりました。

そのお小遣いのなかから、いろいろやりくりしていきます。タニタ調べ(2024年12月、1000人対象)では、働く人のランチ事情は▼1食平均603円だそうです。また、▼普段のランチの満足度は平均62.6点となっています。

やはり理想と現実にはギャップがあるらしく、次のようなランキングが出ています(タニタ調べ)。

<食べたいランチは?>
●1位…肉料理
●2位…丼物
●3位…パスタ

<実際よく食べるのは?>
●1位…おにぎり
●2位…丼物
●3位…肉料理

<ランチの理想は?>
●1位…おいしい
●2位…安い
●3位…栄養バランス

<現実は…?>
●1位…安い
●2位…おいしい
●3位…短時間で食べられる

では、健康的・おいしい・満腹になる…という3拍子そろった理想のランチだったら、いくら出せるでしょうか?

タニタ調べでは▼平均818円という結果になっていますが、回答は二極化しているようで、▼「500円」と答えた方が16.9%いる一方、▼「1000円」と答えた方が18.6%います。ランチ費用を抑えたいと思う人もいれば、贅沢したいと思う人もいるのが現状のようです。

ホラン千秋キャスター:
昔だと、700円や850円でも満腹になるランチがどこでも提供されていたと思いますが、今は看板を見ても1500円や2000円が当たり前になりました。1000円でも「すごい、この店は頑張ってるな」と思います。500円でこの3拍子が実現できたら「毎日通います」という感じです。