宮崎県内で発生した台風由来の竜巻の約7割が「同時多発型」

また、去年8月の竜巻は、宮崎市だけではなく、門川町や西都市など県内8か所で発生する「同時多発型」でした。

今回の研究では、県内で発生した台風由来の竜巻のおよそ7割が、去年8月と同じ「同時多発型」であることも明らかになりました。

(宮崎大学農学部 竹下伸一准教授・防災士)
「宮崎は接近中に竜巻が発生しやすいのが、今回も改めてわかったことなので、雨戸をしっかり閉めるとか、そういう竜巻が起こるかもしれないという備えを一つ加えてほしいなと思います。特に台風の速度が遅くて、ちょっと停滞気味なときに、よりそういう状況が長く続く傾向にあるみたいなので、より注意していただく必要がある」