テレビ番組では手描きの天気図が登場
1984年TBSで放送されていた「浅野芳のお天気診断」。
天気CGが登場するまでの間はこの番組のように、毎日、手描きの天気図で天気予報が伝えられていました。今でこそ気象衛星やスーパーコンピューターによる解析等で予測精度が大きく向上し、様々なシミュレーションができるようになりましたが、当時は予想が難しく天気予報担当の浅野さんも番組内で「予想はずれちゃってごめんなさい」と言っていたことも…。
 
一方で当たる確率が高かったのは前線に伴う「雨」予報。「寒冷前線」、「温暖前線」、「停滞前線」の「梅雨前線」や「秋雨前線」など前線が登場した日の浅野さんは自信たっぷりに「雨」予報を伝えていました。
天気図の前線から派生した「さくら前線」!今年の桜の開花はいつ?
気象予報士 森朗氏:
温暖前線、寒冷前線のように前線で表し、天気図の前線になぞらえてできたのが「さくら前線」です。さくら前線は造語で正式名称は「さくらの開花予想の等期日線図」と言いますが、前線が徐々に上昇し、桜の開花日がわかるようになっています。ちなみに現時点での予想ですが、東京の桜の開花日は3月21日頃になりそうです。
 
 
   
  













