まだ寒い日もあるなか、光熱費がさらに高くなります。補助金縮小などの影響で、3月の電気代は去年の3月に比べて最大1269円値上がりします。

電力大手10社の発表によりますと、国の認可が必要な「規制料金」の3月使用分は全社で値上がります。

政府が物価高対策として実施している補助金の縮小などが要因で、前の年の同じ月と比べると、▼値上がり幅が最も大きい沖縄電力が1269円、▼最も小さい北陸電力で875円のプラスです。

一方、都市ガス代は、前の年の同じ月と比べるとマイナス87円からプラス260円となります。

政府の補助金は3月分までで打ち切られることから、4月はさらに値上がりする見込みで家計の負担が重くなりそうです。