アメリカのトランプ大統領は、南米・ベネズエラに大規模攻撃を行い、マドゥロ大統領夫妻を拘束したと発表しました。

トランプ大統領は3日、自らのSNSで、「ベネズエラへの大規模な攻撃を成功裏に実施した」と表明しました。

また、マドゥロ大統領について、「妻とともに拘束され、国外に連行された」と明らかにしました。

トランプ大統領はこの攻撃に関して、日本時間の4日午前1時から南部フロリダの私邸で記者会見を行うとしています。

アメリカのCBSテレビは、ノーベル平和賞を受賞したベネズエラ野党指導者マチャド氏の報道担当者の話として、首都カラカスの主要軍事施設やカリブ海沿岸の港湾施設が攻撃を受けたと報じました。

また、当局者の話としてマドゥロ大統領を拘束する作戦はアメリカ陸軍の特殊部隊デルタフォースが実行したと伝えています。

一方、アメリカの国務省はベネズエラに住むアメリカ国民に対し、自宅待機を指示しました。

ニューヨーク・タイムズによりますと、アメリカ当局は「今回の攻撃によってアメリカ人の負傷者はいない」と説明しているということですが、ベネズエラ人についてはコメントしなかったということです。

一方、ベネズエラ政府は「アメリカによる軍事侵略を拒否し、非難する」との声明を発表しました。声明では、首都カラカスと3つの州で軍事施設や市民に対する攻撃が行われたとし、「マドゥロ大統領は国家非常事態を宣言した。直ちに武力闘争を行う」としています。また、「攻撃の目的はアメリカが石油と鉱物資源を手に入れることで、その試みは成功しない」と主張しました。

コロンビアのペトロ大統領は、SNSに「民間人の犠牲者」とのコメントとともに映像を投稿しました。映像に入っている音声では、撮影場所はカラカスの空港地区だとしていて、「車が爆発し、中で人が死亡している」と説明しています。

また、コロンビアの上院議員もSNSに、ベネズエラへの空爆だとする映像を投稿し、攻撃を非難しています。

今回のアメリカによるベネズエラへの攻撃で死者が出ているかなどは、いまのところ明らかになっていません。