そこで編み出したのが『ハンドルぐるぐる体操』。
簡単な動きですが、『リフレッシュ』、『筋力アップ』、『認知力アップ』の3つの効果が期待できるというのです。

新潟大学の村山准教授は「ポイントは、まず誰でも簡単にできるということです。だから高齢者だけに限らず、子どもも一緒に『ハンドルを握っているイメージ』でいきましょう!」と話します。
高齢者だけではなく、子どもも一緒に行うことで、家族みんなで交通安全の意識を高めてほしい。そんな狙いもあるそうです。
大塩綾子キャスターも体験してみました。

大塩綾子キャスター
「まずは楽しいですね。大きな筋肉を動かすことができるので目が覚めたような感覚になりますね」
新潟大学 村山敏夫准教授
「大きな筋肉をしっかり使うということは、運転の交通事故予防だけじゃなくて、日常の健康につながるということです。私は健康と交通安全は一緒だと考えていますから、この体操をいろんな人に体験してもらいたいと思っています」

調査の中では、より体力がある人ほど交通事故のリスクが低くなる傾向があったということで、筋肉をしっかり動かし体力を維持することで、健康にも繋げる狙いがあります。