2025年度の長崎県公立高校入学者選抜。今年度の志願倍率は0.81倍。一般選抜には7,372人の定員に対し5,953人が志願した。55校中45校が定員割れ。自民、公明、日本維新の会は25日、高校の授業料無償化に合意。私立高校の支援金が26年度にも引き上げられる見通しで、定員割れが8割をこえた長崎県の公立高校の行く末にも影響を与える可能性がある。

全日制高校・一般選抜志願状況

▶長崎東高校:計1.2倍
・普通・国際科:1.2倍
▶長崎西高校:計1.2倍
・普通科:0.7倍
・普通科(理系):2.2倍
▶長崎南高校:計0.9倍
・普通科:0.9倍
▶長崎北高校:計1.1倍
・普通科:1.1倍
▶長崎北陽台高校:計1.0倍
・普通科:0.9倍
・文理探究:1.5倍
理系コースが最高倍率
最も高い倍率を記録したのは長崎西高校の普通科(理系)。定員76人に対して168人が志願し、2.2倍という高倍率となった。
長崎北陽台高校の文理探究コースが1.5倍、大村高校の文理探究コースも同じく1.5倍と高い人気を示した。
長崎東高校(1.2倍)、長崎北高校(1.1倍)、長崎南高校は0.9倍と定員割れとなった。