■専門家おすすめの利用法 ビジネス利用OK 急な宿泊にも

小川キャスター:
メリットを感じやすい利用法というのは?鳥海さんのおすすめはなんですか?

鳥海さん:
2年前のGoToトラベルは途中からビジネス、いわゆる出張の利用が禁止されたんですが、今回は全ての出張の利用ができるということで、例えば5000円のビジネスホテルが40%割引になりますので3000円の支払額になります。


平日、いわゆる土曜日の夜を除いた月曜日から金曜日の夜と日曜日の夜、これに関しては3000円の地域クーポンがもらえますので、3000円払って3000円のクーポンがもらえる。

そのクーポンを使って食事したりとかお土産買ったりもできますし、枠もそれなりにはあるので、落ち着いてくれば旅行とか、出張当日の予約でも大丈夫ですので、ちょっと飲んで遅くなっちゃったとか、あとは仕事が終わらなくて帰れない時も当日に予約しても旅行支援を使える。

小川キャスター:
そうすると実質ゼロ円になりお得ですけれども、結構わかりにくいとか、都道府県によって違うとか混乱の声も多く聞かれますね。

鳥海さん:
まず都道府県ごとに旅行支援の名称が異なっている。前は『GoToトラベル』って1つのものでしたけど、各地域ごとに名前がついてるっていうのもありますし、クーポンというのも紙クーポンで発行されるところと、大阪のように電子クーポンを中心に発行するという違いもありますので、トラブルが起きたときのルールは、ローカルルールがありますので注意しなければいけないと思います。

国山キャスター:
鳥海さんが指摘するルールの違いなんですけども、こういうケースがあるそうです。


例えば3人のグループ旅行で、そのうちの1人がワクチン接種2回以下で陰性証明を持っていない場合、Aの自治体では持っていない1人のみ割引やクーポンが適用されないということなんですが、Bの自治体ですと、このグループ全員が適用外になる、こういうケースもあるわけです。

鳥海さん:
旅行先の自治体のルールをしっかり確認する必要がありますし、また、県をまたぐ旅行もあるので、情報収集、その目的地のルールというのも
調べておく必要があると思います。

これを使えばかなりお得に旅行できますので、この秋の行楽シーズン、紅葉なんかもありますので、ぜひ楽しんでいただきたいと思います。