24日午前、青森県平川市で住宅1棟が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。
24日午前10時半すぎ、平川市岩館の住宅から火が出て近くに住む人から消防に通報がありました。
警察や消防によりますと、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、この火事で2階建ての住宅1棟が全焼し、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。

また男女それぞれ1人が病院に運ばれています。
※救助にあたった付近の住人
「中腰になりながら煙避けてはっていったらおばあちゃんが見えた。杖ついていたので手を引っ張って足を気を付けてと中から出した。(まだ家の)中におじいちゃんがいた。トイレにいた。そうしているうちに火がどんどん回ってきて奥まで全然入れない状況」

警察は、遺体の身元の確認を進めるとともに火が出た原因を調べています。
黒石警察署は24日午後4時40分に住宅火災について発表した。
火事のあった住宅は平川市岩館の無職・齋藤豊さん(89)と妻(87)が2人暮らしをしていて、火事の後、齋藤さんと連絡が取れていないという。