今月19日に岩手県大船渡市で発生した山林火災は、4日目の22日も鎮圧の見通しは立たず、23日も朝から消火活動が行われます。
火災が発生しているのは大船渡市三陸町綾里の山林です。22日は午前5時前から消防による地上での消火活動が行われ、自衛隊などのヘリコプターによる空中からの放水で延焼の拡大は抑えられたものの、鎮圧の見通しは立っていません。
これまでのところ、けが人や建物への被害の情報はないということですが、県によりますと、21日午後8時現在で山林約318ヘクタール(※県が22日約317ヘクタールから訂正)が焼失したということです。このため大船渡市は田浜地域の62世帯、157人に出した避難指示を継続していて、23日も延焼を防ぐため引き続き消防やヘリコプターによる消火活動が行われます。