今月19日に岩手県大船渡市で発生した山林火災は4日目を迎えた22日も消火活動が続いています。

火災が発生しているのは大船渡市三陸町綾里の山林です。22日も午前5時半から消防による地上での消火活動と自衛隊などのヘリコプターによる空中からの放水が行われています。

(記者リポート)
「自衛隊のヘリコプターが今、海水をくみ上げています」

これまでのところ、けが人や建物への被害は確認されていませんが、県によりますと21日午後8時現在で約317ヘクタールの山林が焼失したということで、現在も鎮圧の見通しは立っていません。
煙の勢いは21日に比べて弱まったように見えますが、23日は風が強まることが予想されていて、延焼を防ぐため懸命な消火活動が続いています。