鹿児島市の志學館大学のカフェで捨てられる予定だったサワーポメロを使ったスイーツが販売されました。
大学のカフェに並んだマフィンやタルト…。プロデュースしたのは志學館大学2年の久木田紫絵留さんです。
久木田さんは地元いちき串木野市で廃棄されるサワーポメロの皮を使ってフレグランスなどをつくる会社の社長でもあります。
製造に果肉は使わないためジュースにしていますが、今回、大学のカフェと協力しスイーツを作りました。
「小ぶりだったり、傷がついたサワーポメロ。こちらは廃棄される予定でしたが、フレグランスやケーキに生まれ変わりました」
(大学2年生)
「いい香りがするんだろうな。楽しみにしている」
(志學館大学2年 久木田紫絵留さん)
「(サワーポメロは)いちき串木野市外の人は知らないという現状がある。サワーポメロの魅力を知ってほしい」
いちき串木野市で1年間にとれるサワーポメロ250トンのうち2割は廃棄されています。規格外の果実を使った久木田さんの商品は、観光案内所やネットで販売されています。