長引く寒波 大雪で“警報級”の可能性も

井上貴博キャスター:
今年は、例年以上に寒波が長く日本列島を覆うと考えられるのでしょうか。
広瀬駿 気象予報士:
しっかり寒気が流れ込んできています。この冬は、ラニーニャ現象に近い状況になっていますが、そういうときは、周期的に寒気が流れ込みやすいです。
暖冬のときは、北日本で寒波がとどまりますが、この冬は本州や九州を覆うほどやってきているので、普段、雪に慣れてない西日本でも繰り返し大雪になっています。
良原安美キャスター:
寒波での影響は東京にあるのでしょうか。
広瀬駿 気象予報士:
寒波がきているとき、関東は冬晴れになるので、雪ではなく乾燥の影響があります。
ストーブの近くに燃えやすい物を置かないなど、乾燥にも注意が必要です。

井上キャスター:
もう一つのポイントは影響が長引くということです。
【大雪 警報級の可能性も】
・北海道地方 18日
・東北地方 18日~21日
・関東甲信地方 18日~19日
・北陸地方 18日~19日、22日~23日
・東海地方 18日~19日、22日~23日
・近畿地方 18日~19日
・中国地方 18日~19日
※気象庁18日午後4時現在
北海道地方から中国地方まで、18日は、警報級の可能性があるということです。
広瀬駿 気象予報士:
可能性は警報50%と注意報50%という状況です。
大雪警報が発表されるような状況では、車の立ち往生が発生してもおかしくありません。付近の地域で警報が発表されたら、外出はなるべく控えるようにしてください。
3連休にかけて、そういう行動が必要になるかもしれないという呼びかけがされている状況です。