介護現場での人手不足が深刻となる中、テクノロジーの導入で介護に携わる人の負担を軽減しようと、最新の介護機器の展示会が18日盛岡市で開かれました。

この展示会は岩手県が主催したもので、県の内外から集まった21社が手がけた介護機器24種類が集められました。
会場には特別養護老人ホームやグループホームなどの介護事業所で働く人が訪れ、最新の介護機器を見学していました。

(佐藤優空記者リポート)
「こちらの機械は体を簡単に動かしながら運動不足を解消できるものです。狭い空間でもできるのがメリットです」
こちらは機器を使うと施設の利用者が座ったまま効率的な運動をすることが可能となり、介護する側の負担軽減にもつながります。
この他にも荷物の上げ下ろしや中腰での仕事が楽になる力仕事をサポートするスーツなどが紹介されました。
(専門学校生は)
「現場に行ったら、自分の体のことも考えながら利用者さんのことも考えなきゃいけないと思うので、負担が少なくなるような(機器)は必要だと思います」

県は今後もイベントを開催して介護テクノロジーの普及と導入の促進を図ります。














