種類ごとの野菜情報を詳しくチェック!
具体的に種類ごとに見ていきます。
【根菜類】
大根は、千葉県産を中心に太く育ち、品質が向上しています。大根の1本単価としては高くなってきていますが、1kgあたりの価格は安定しており、お買い得です。かぶは地元産が3月中旬まで出荷される予定ですが、徐々に量が減ってきています。価格は安定傾向です。にんじんは予想通り価格が上昇しており、平年比1.9倍と高値が続いています。過去最高値に迫る勢いで推移しており、今後の価格動向に注意が必要です。
【葉物類】
キャベツと白菜は高値が続いていますが、寒波明けには価格が低下し、3月には安定する見込みです。ネギは九州産が減少している影響で、関東産への引き合いが高まり、価格が上昇傾向にあります。ほうれん草と春菊は地元産が豊富に入荷しており、比較的安価で購入できます。
ほうれん草:1把150円ほど 春菊:1把200円ほど
冬の葉物は栄養豊富で濃厚な味わいが特徴です。
【果菜類】
トマト、なす、きゅうりは平年並みか安価で購入できます。ピーマン、ししとう、さやえんどうは価格が安定しています。
【季節もの】
原木生椎茸は価格が低下傾向にあります。菜の花や山菜は出荷量が増加しており、春の訪れを感じさせます。鹿児島産の筍は低温の影響で出荷量が減少していますが、2月24日の週以降は増加する予定です。アスパラガス(輸入品)は太物の出荷が始まり、売り場は春らしい彩りを見せています。
2月18日は二十四節気のひとつ「雨水」。雪が雨に変わり、農作業の準備を始める時期とされています。しかし、連休明けまでは最強寒波が続く予報です。低温と大雪に備え、暖かくしてお過ごしください。