今シーズン最強・最長とされた寒波が再び17日夜から流れ込みます。19日夕方までに多いところで山沿いで140cm、平地で80cmの積雪が予想されているところもあり、「警報級の大雪」の可能性もあります。

この週末、平年を上回る気温により、16日夕方から一時、積雪が100cmを切った青森市ですが、午後になると濡れた大粒の雪が降ってきました。

低気圧が東北地方を通過中で、19日にかけて強い冬型の気圧配置になる見込みです。

これに加え、“今シーズン最強・最長”とされた先々週の寒波と同程度の強い寒気がこのあと流れ込みます。

気象台によりますと19日午後6時までの積雪は、津軽の山沿いで140cm、平地で80cmなどと予想されています。

この冬の量的予報としてはかなり多く、津軽と三八上北では「警報級の大雪」、津軽の陸上では「警報級の風」の可能性もあるとしています。

すでに交通機関にも影響が出ています。

鉄道では、JR五能線がこのあと深浦と鰺ヶ沢の間で区間運休するほか、18日~20日木曜日にかけては五能線に加え、奥羽本線も遅れや運休が発生する可能性があるとしています。

大雪による交通障害や屋根からの落雪などに注意・警戒が必要です。