ある一人の男性が住む、こちらのワンルーム。

部屋の中を覗いてみると、何かが足りない…というか、何もない。
テレビもなければ、カーテンも無い。

反対側から見てみても、
冷蔵庫も、電子レンジも、クローゼットも見当たらない。
「きょう引っ越してきたばかりです」と言わんばかりのこの部屋で暮らすのは、
澁谷直人(しぶや なおと)さん、27歳。
実は、澁谷さんには、もう一つの名前がある。
それは・・・

「ミニマリストしぶ」だ。
「ミニマリスト」とは、必要最小限のモノで生活をする人のことを指し、
2015年には新語・流行語大賞にもノミネートされた言葉だ。

「ミニマリスト」という新しいライフスタイルをSNSなどを通じて紹介し、
2017年に開始した「ミニマリストしぶのブログ」は開設1年で月間100万PVを超え、
現在、YouTube登録者数は約9万人にものぼる(2022年10月7日時点)インフルエンサーだ。
今回、そんな「ミニマリストしぶ」さんに、
モノが無いからこその「幸せ」について深掘りしてみた。