17日、開港20年を迎えた中部空港。

(中部空港 犬塚力社長)
「20周年を1つの節目にさらなる成長を続けたいと思います」

残念ながら、中部空港はコロナ前と比べて国際線の戻りが鈍く、他の国内の国際空港と比べて、回復具合は芳しくありません。

(田原市から)
「(海外への)直行便があればと思う。もっと利便性が良ければ、外国の方もセントレアを使うんじゃないか」

(宮城から)
「東南アジアの便が多いから、ヨーロッパの便がもっと多かったらいい」

そこで、次の一手はどうするのか?取材しました。

中部空港は2005年の「愛・地球博」に合わせて開港しました。最初の1年の利用客は、1200万人を超え、好調な出足に。その後はリーマン・ショックなどの影響で伸び悩み、2011年度には900万人を割りました。

その後は、インバウンドの増加などによって徐々に利用客を増やし、2018年度に初めて開港初年度を上回りました。

2019年には格安航空会社=LCC向けの第2ターミナルがオープンするなど、順調に数字を伸ばしてきました。そして、空港周辺にはそれまでに、コストコやイオンモールも進出!地元・愛知県常滑市への経済効果も生まれました。しかし…