2023年8月に新しく生まれ変わる「JR米子駅」。
線路をまたぐ南北自由通路の「愛称」が決まり、7日発表されました。
その名は「がいなロード」です。
7日午後、鳥取県米子市の伊木隆司市長が発表しました。

米子市 伊木隆司 市長
「がいなロードと決定をいたしました。がいなロードでございます」
薄井靖代キャスター
「現在、米子駅の工事が進められています。こちらから南側に向かって南北自由通路がかかる計画です」

米子駅の前の駅舎は、半世紀以上、市民に親しまれましたが、新たに生まれ変わるため2年前に役目を終えました。
新しい米子駅では、線路の上を南北に自由通路が渡される設計で、市民の行き来がスムーズになることが期待されています。
この通路の愛称が「がいなロード」と決まりました。
米子市は6月にこの名前の案を1か月間募集。全国各地から457件の応募が寄せられました。

米子市 伊木隆司 市長
「「がいな」は米子弁で大きいという意味を持ちます。がいなロードと名前を付けた南北自由通路、米子のまちの発展に大きく貢献してもらう、そんな思いを込めてがいなロードと名付けさせていただいたところでございます。
これが大きなシンボリックな、いわば起爆剤となって、米子のまちの発展に今後つなげていけたらという気持ちでこのような名称を選びました」

他には「だんだんロード」「こめっこロード」なども候補にあったのだとか。
薄井靖代キャスター
「愛称が、がいなロードと決まりました。市民の皆さんはどのように感じるのでしょうか」
米子市民
「あまりピンとこないような」
「がいなロード…良いわな」
「やっぱり、がいな祭という名前もあるので、もっと親しまれると思います」
山口県民
「米子ってがいなって言いますよね、方言で。分かりやすくていいと思います」

JR西日本では、これまであった米子支社が、10月から山陰支社となり体制が縮小されるなど、不透明な状況も続いています。
2023年に誕生する新しい米子駅。
「がいなロード」は、まちづくりの中で、どのような役割を果たせるでしょうか。