各地の話題を凝縮 JNN DIG 近未来の車!3Dで道路構造覚えさせルート走行 高齢化率50%超の地区を走る自動運転バスが目指す役割とは To view this video please enable JavaScript, and consider upgrading to a web browser that supports HTML5 video あいテレビ 2022年10月11日(火) 12:00 国内 愛媛県伊予市の双海地区では、9月から10月上旬にかけて自動運転バスの実証実験が行われました。近未来の車が町にもたらすものとは。 ■近未来の車!3Dで道路構造覚えさせ自動でルート走行 運転手がいない!? 住民らが乗っている乗り物。ハンドルを握っている運転手はいません。自動で進んでいるんです。 自動運転バス NAVYA ARMA 電動の自動運転バス NAVYA ARMA(ナビヤアルマ)。愛媛県伊予市とBOLDLY(ソフトバンク子会社)が運営し、9月から10月上旬にかけ伊予市双海地区で実証実験を行いました。 自動で一時停止 バスには最大で11人乗ることができます。事前に道路や建物などの構造を3Dで覚えさせていて、決められたルートを時速20キロでゆっくり走ります。狭い道路から国道に出るときなどには自動で一時停止し、安全を確認してから進み出します。 運転状況の確認や安全確保のため、オペレーター1人が乗ったうえで運行していますが、道路の障害物などを感知した時には… コントローラーで障害物を避ける (オペレーター乗員) 「駐車車両とか路上駐車があると避ける機能がないのでこちらのコントローラーで避けます」 往復約8キロのルートで実証実験 実証実験が行われたのは、JR伊予上灘駅を出発し双海シーサイド公園などを経由して伊予市立翠小学校を結ぶ、往復約8キロのルート。途中には介護老人福祉施設など高齢者が利用する場所にも停まります。 自動運転バスを利用する双海地区の住民 (バスを利用している双海地区の住民) 「いずれ運転が自分でできないようになるんだから頼らないけん。ありがたい。手取り足取りよ」