3月3日のひな祭りを前に店頭などに時代ごとのひな人形を飾る「大殿ひなさんぽ」が山口市で始まりました。

100年以上昔の明治時代につくられたひな人形がガラス越しに道行く人を見つめています。

山口市の大殿地区で行われている「大殿ひなさんぽ」は3月3日のひな祭りを前に大殿地区一帯で飾り付けたひな人形を見て地域を歩いてほしいと毎年行われています。

ひな人形は、明治から平成までのさまざまな時代につくられたものです。

どれもその時代を反映した顔立ちやたたずまいで訪れた人たちは人形の表情ひとつひとつをみてはその時代に思いをはせているようでした。

訪れた人は
「こういうときにしか、なかなか見られないんで、昔の日本を思い出すじゃないけど」

なかには自宅の窓に飾られたものもありました。

「大殿ひなさんぽ」は3月3日まで開催されています。