１回戦残り５試合の結果　京都工学院・杉山選手「全国で優勝できるチームを目指したい」

　関西学院（兵庫）は、粘る光泉カトリック（滋賀）を振り切り勝利。御所実（奈良）は、開始５分に先制トライを奪うと、その後も着実に得点を加え、科学技術（兵庫）を突き放しました。熊野（和歌山）に快勝した天理（奈良）とともに、奈良県勢が危なげなく２回戦進出です。

　野上友一ＧＭが「近大和歌山さんとは先日４時間の合同練習を行った間柄。その時よりも相手のタックルが鋭くなっていた」と語った常翔学園は、最後まで懸命なタックルを見せる近大和歌山（和歌山）に、持ち味の縦への強さを見せて勝利。

　京都成章のライバル・京都工学院は、１・２年生主体のメンバーで八幡工（滋賀）から１２２点を奪う圧勝劇。今シーズンのキャプテン杉山祐太朗選手が「（昨シーズン）花園に行ったことで工学院が多くの人に応援されているチームということを身にしみて感じることができた。今年は、成章に勝って花園に行くだけでなく、全国で優勝できるチームを目指したい」と力強く話しました。

【１回戦（２月１５日）の結果】
関西学院（兵庫）　 ３１－１５　光泉カトリック（滋賀）
常翔学園（大阪）　 ６９－０　 近大和歌山（和歌山）
京都成章（京都）　 １９－１４　東海大大阪仰星（大阪）
京都工学院（京都） １２２－３　八幡工（滋賀）
御所実（奈良）　 ７６－０　 科学技術（兵庫)
天理（奈良）　　 ７１－０　 熊野（和歌山）