青山高治アナウンサー
「イマナマ!ドクターズです。木村さん、きょうのキニナル病気はなんですか?」
木村祐之医師
「唇や口の周りにできるヘルペス、口唇ヘルペスって知ってますか?」
中根夕希アナウンサー
「口の周りにできる湿疹みたいなものですか?」
木村医師
「正確には湿疹というより周りに赤みのある小さな水疱ですね・・・私自身が年明けにヘルペスになりました(笑)写真を見てください」

青山アナ
「改めて、ヘルペスってなんですか?」
木村医師
「口唇ヘルペスは、ごくありふれたウィルスによる感染症です。成人の半数以上が 子どものころに感染して神経の中に住んでいます。ちなみに、ウィルスは違いますが帯状疱疹もヘルペスウィルスのひとつです。疲れたときやストレス、紫外線などの刺激によってウィルスが口の周りの皮膚の表面にまで出てきて水疱を作ります。製薬メーカーのサイトにわかりやすい症状が紹介されています」

木村医師
「口の周りがチクチク、ピリピリといった初期症状が現れます。そこから痛みを伴う“水ぶくれ”ができて、3日くらいたつと“かさぶた”になります。一週間ほどで治っていることが多いんですが、手や指、目などに感染するケースがあったり、アトピー性皮膚炎や火傷などの症状がある部位にできると重症化する可能性もあるので注意が必要です。ちなみに、この番組のスタッフも先週なっていました。本人は、日焼けして唇がピリピリすると言っていましたけどヘルペスでしたね・・・日焼けも原因になりますので気をつけた方がいいですね。実際にどのようなときに口唇ヘルペスになったのかアンケート結果がでています。

青山アナ
「1位が忙しいときで55.7%。2位が寝不足のとき、3位が試験や仕事でストレスを感じたとき、4位が風邪をひいたとき、5位が季節の変わり目となっています」木村さん、ヘルペスは治るんですか?」
木村医師
「残念ながら完治はできませんが、抗ウィルス薬で治療は可能です。治療すると早く治ります。ひとにうつしてしまうリスクもあるので治療をオススメします」
青山アナ
「意外と自覚していないひとが多いかもしれませんね」