「無痛分娩」デメリットも…
一方、「無痛分娩」では麻酔による低血圧やかゆみ、足のしびれなどが起こる場合もあるほか、麻酔をしていない人よりも「いきみ」が足りないことがあり、時間がかかる場合があるといいます。
吉本レディースクリニック 吉本裕子 院長
「出産のときって、ある程度の痛みがあるから、最後『あー痛い』と言うのでいきめる。いきみがある。火事場のくそ力みたいな。その痛みが全然ないと、最後のいきみ出すというのはちょっと物足りない力になってしまうから、どうしても無痛の人って麻酔してない人よりも時間がかかる」
無痛分娩が選択肢のひとつになれば
出産から5日目。笹生さんは第2子、さくらちゃんと一緒に退院です。
二子目で初めて「無痛分娩」を選択した笹生さん夫妻は――

夫 尚貴さん
「出てくる瞬間を一緒に見られていい体験かな。必死だったと思う1人目の時は。今回は無痛分娩だったから、冷静に出産できたから、よかったのかな」
笹生千紘さん
「私はやってよかった。何より陣痛の痛みがほとんどなかったので。それだけでやる価値があった。産まれてきた瞬間をしっかり見ることができたので良かった」
