2月定例議会に提案される岡山県の来年度当初予算案が発表されました。伊原木知事就任以降では、コロナ対策などで8000億円を超えた2023年度を除けば過去最高額となる7769億円となっています。

(伊原木隆太岡山県知事)
「すべての県民が明るい笑顔で暮らす生き活きおかやまの実現に向け、全庁一丸となって全力で取り組んでまいりたい」

きょう(13日)の定例会見で伊原木岡山県知事が発表しました。“第4次晴れの国おかやま生き活きプラン”の重点戦略でもある「結婚・子育ての希望がかなう社会の実現」に58億円、「夢を育む教育県岡山の推進」に107億円、「地域を支える産業の振興」に544億円、「安心で豊かさが実感できる地域の創造」に749億円をあてています。

また大学コンソーシアム岡山と連携し、地域課題の解決に若者の力を活用する事業などにも新たに165万円を計上しています。予算案は今月21日開会予定の定例県議会に提案されます。

注目されているファジアーノ岡山の新スタジアム建設については・・・

(伊原木隆太岡山県知事)
「県民の皆さんの税金、これは私のお金じゃなくて県民の皆さんのお金ですので、県民が盛り上がれば可能性があるし、盛り上がらなければ可能性は低い」

予算を配分するかどうかについては、需要を見極めたいと慎重な姿勢を示しました。