今月ドイツで総選挙が控える中、ハンガリーのオルバン首相がドイツの極右政党の共同代表と会談し、「極右政党こそが未来だ」などと称賛しました。

ハンガリーのオルバン首相は12日、移民排斥を掲げるドイツの極右政党「AfD」の共同代表と会談し、ウクライナ支援や移民政策などについて協議しました。

ハンガリー オルバン首相
「ヨーロッパの首脳たちは通常、AfDの代表を歓迎しません。しかし、全てが変わる時が来ました。AfDこそが未来です」

ドイツでは23日に総選挙を控えていますが、ヨーロッパの首脳が特定の政党を称賛するのは異例です。

一方、AfDの共同代表は「ハンガリーは不法移民に対する防壁だ」などとと話し、ハンガリーの移民排斥やウクライナへの軍事支援反対などの姿勢を評価しました。